01. 東京鋼鐵に入社した決め手

家から近くで働けるところを中心に仕事を探していました。高校では機械科で学んでいたので、工場関係の仕事で、じっとしているより体を動かす仕事に興味がありました。当社を含めて２社工場見学に行きましたが、もともと学校の先生が東京鋼鐵の仕事について詳しく知っており、自分に合うと勧めてくれたんです。家から近かったことと、先生の後押しが入社の決め手でした。

02. あなたの現在の業務内容は？

電気炉でスクラップを溶解する作業のオペレーターです。操作室のオペレーター、溶けた鉄の測定、不純物を取り除くマニュプレーターと呼ばれる機械の操作、成分測定の仕事に分かれており、ローテーションで作業を行います。操作室のオペレーター作業は、昨日の操業状況を確認し、予想をたてて電気や酸素の使用料を調整したり、LF（炉外精錬）の作業をしやすいように、炭素の目標値に近づけるよう調整します。作業中は、作業だけに集中するのではなく、周囲に気を配って広く視野を持つよう心がけています。

03. 仕事のやりがい、制度・社風について

1回毎にスクラップの成分や中身が毎回違うので、最初は思うように溶解できませんでしたが、思い通りに計算した値がでるようになった時は成長を感じました。うまくいくようになるまでは1年半くらいかかりましたね。仕事は、班長やベテランの先輩方が丁寧に教えてくれ、細かい部分まで覚えることができました。チームで作業をするので、臨機応変に動けるようになることが大事だと感じています。